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» 2008年10月15日 08時00分 UPDATE

Teradata PARTNERS 2008 Report:コカ・コーラウエストの成長を支える自販機支援システム (1/2)

ラスベガスの「Teradata PARTNERS 2008」では、コカ・コーラウエストが先進事例を紹介した。同社は多種多様な飲料を開発、世界でも類を見ない自販機チャネルを効率的に運用することで成長を維持している。

[浅井英二,ITmedia]

 カジノの街、ネバダ州ラスベガスで開催中の「Teradata PARTNERS 2008」は、今年で開催23回を数える歴史あるユーザーグループ主催のカンファレンスだ。200以上のセッションが用意されているが、そのうち約半数はユーザー企業によるもので、Teradata活用の技術やノウハウを共有するのが最大の狙いだ。日本からもコカ・コーラウエストや三井住友銀行が選ばれ、その先進事例を紹介している。

 会場となっているマンダレイベイホテルでは、米国時間の10月13日夕方、コカ・コーラウエストホールディングスでビジネスシステムグループ担当マネジャーを務める中野規浩氏が登場し、自動販売機のオペレーションサポートシステムを紹介した。

多種多様な飲料を自販機で

coffee01.jpg コカ・コーラウエストホールディングスが扱う多種多様なコーヒー飲料

 コカ・コーラウエストホールディングスは2006年7月、西日本のボトリング会社であるコカ・コーラウエストジャパン、近畿コカ・コーラ、三笠コカ・コーラの3社が経営統合して誕生している。複数のボトリング会社が地域ごとに事業展開している特異な日本市場だが、同社の2007年の売り上げは4095億円に達しており、世界でも4位に着けている。

 テリトリーの小さな同社がベストテン入りしている背景には、お茶や紅茶、そしてコーヒーといった、コーラ以外の商品開発力と自動販売機という強力なチャネルがあるからだと中野氏は話す。

 現在同社が扱うコーヒーは21種類に上る。さまざまな豆の種類やフレーバーがあり、加えてホットもあれば、アイスもある。これらコーヒー飲料の売り上げは全体の約3割を占めるほど大きい。

 また、自動販売機による事業を成功させているのは日本だけだという。「24時間無人で営業でき、しかも定価販売できるのが強みだ」(中野氏)

 しかし、自動販売機を担当する営業マンは経験が求められるという。1台の自動販売機で取り扱える飲料は限りがある中、新商品は絶えず投入されるし、季節ごとの入れ替えもある。

 「経営統合前のコカ・コーラウエストジャパンだけでも自動販売機は10万台を超えていて、これを700人の営業マンが担当する。欠品による機会損失を減らすだけでなく、賞味期限切れもなくさなければならない。より少ない訪問で効率良く管理しなければならず、訪問計画の立案が極めて重要になる」(中野氏)

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