SRA OSSは、米EnterpriseDBの「Postgres Plus」シリーズのマスターリセラーとなったことを発表した。Postgres Plusを用いたOracleからのマイグレーションサービスを開始する。
SRA OSSは10月29日、米EnterpriseDBの「Postgres Plus」シリーズのマスターリセラーとなったことを発表した。これに関連してOracleからのマイグレーションサービスを開始する。
EnterpriseDBは、PostgreSQLのサポート/サービスのグローバルプロバイダーとして自社を位置付け、このオープンソースデータベースの上にOracle互換機能を開発してきた。同社のPostgres Plusシリーズは、Oracleデータベース互換機能を持つ「Postgres Plus Advanced Server」とPostgreSQLに使いやすさを増した「Postgres Plus」の2種類のソリューションが用意されている。
商用データベースからのマイグレーションを数多く手掛けるSRA OSSは、マイグレーション後の運用コストの削減効果が大きいことは示せるものの、マイグレーション自身に掛かるコストが大きく、かつ適用できるシステムが少ないことを懸念。Oracle互換機能を備えるPostgres Plus Advanced Serverをマイグレーションサービスの中で活用することで、マイグレーションコストの削減を狙う。
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