b-en-gが利用するSaaS型プロ管ツール、複数拠点での情報共有が楽に

b-en-gはシステム導入の管理業務を効率化するためSaaS型のプロジェクト管理ツールを利用している。Ajaxを利用しているため、画面上でデータがリアルタイムに更新される点にも注目した。

» 2008年11月06日 08時00分 公開
[ITmedia]

 システムインテグレーターの東洋ビジネスエンジニアリング(b-en-g)は、システム導入の管理業務を効率化するためSaaS型のプロジェクト管理ツールを利用している。インターネットにつながっていれば複数拠点にいるメンバーがどこからでもアクセスし、情報共有できる点が便利という。

@taskのタスクワークシートの画面

 導入したのは米ユタ州のベンチャー企業、AtTaskが提供する「@task」。来日したスコット・ジョンソンCEOは「2001年に設立以来、Apple、Amazon、シャープなど大企業を含む1400社以上に導入した」とアピールする。

 b-en-gでは、複数拠点で仕事をする社員が多いため、プロジェクト管理ツールの導入にあたりSaaS型を条件にしていたという。進捗状況の入力しやすさ、情報をさまざまな切り口で並べ替える機能を評価し、@taskの採用に踏み切った。Ajaxを利用しているため、画面上でデータがリアルタイムに更新される点にも注目した。

「2007年は200%以上成長した」と話すスコット・ジョンソンCEO。上場を視野に入れているという

 現場のユーザーに利用してもらうため、b-en-gの責任者は「プロジェクトの進捗や問題についての報告は@task以外は見ない」と宣言したという。 Outlook、Salesforce.comとの連携もでき、iPhone向けウィジェットを通じた利用も可能としている。

 利用料金は、プロフェッショナル版が月額5900円、エンタープライズ版は同9000円としている。日本では、サンブリッジソリューションズと共同で展開する。

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