Symantecのトンプソン氏がCEOを退任会長職は留任

米Symantecは、エンリケ・セーラムCOOがCEOに昇格する人事を発表した。

» 2008年11月18日 14時35分 公開
[ITmedia]

 米Symantecは11月17日、2009年4月4日付けで会長兼CEOのジョン・トンプソン氏がCEO職を退任し、エンリケ・セーラムCOO(最高執行責任者)が会長兼CEOに昇格する人事を発表した。トンプソン氏は共同会長として同社にとどまる。

CEOを退任するトンプソン氏(左)と新CEOのセーラム氏

 セーラム氏は、2004年にSymantecに参画し、同社の業務執行責任者ならびに製品開発、セールス・マーケティングを統括していた。Symantec以前は、セキュリティサービス企業のBrightMailのCEOやOblixの製品および技術担当の上級副社長などを務めた。

 セーラム氏のCEO就任について、トンプソン氏は「過去2年間にわたって経営陣からの昇格を検討していたが、セーラム氏は今後の事業発展に不可欠な能力を持つ人物であり、CEOに適任だと判断した」と発表文の中でコメントしている。

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