キヤノンマーケティングジャパンは、各営業所の担当者を集めて開催していた会議をビデオ会議でできるようにした。移動時間をなくすことで、時間を有効に使えるようになった。
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は全国の支店や営業所、計50拠点にポリコムジャパンのビデオ会議システムを導入した。会議を開催するたびにかかっていた移動時間を解消する狙いがあり、10月より稼働している。ポリコムが11月20日に発表した。
キヤノンMJでは、全国の営業エリアを統括する支店に各営業所の担当者が集まり、自社製品の専門知識や新製品について学ぶ会議を頻繁に開催していた。遠隔地の営業所に勤務する社員は会議のためだけに1日を費やしたり、移動時間の制約によって会議を開催できなかったりと、会議のための移動時間が問題となっていた。
導入したのはポリコムの「Polycom HDX 7000」を22台、「Polycom HDX 8000」を2台、「Polycom VSX 6000」を58台。ほかのシステムのトラフィックに影響しないように、ビデオ会議専用のネットワークを構築し、映像と音声でビデオ会議ができる環境を整備した。
各拠点にビデオ会議システムを導入したことで、移動にかかる時間やコストをなくすことができた。会議終了後すぐに各担当者がほかの業務に着手できるなど、時間を有効利用できるようになった。
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