IBMは同社のクラウドコンピューティング戦略の一環として、企業向け導入・コンサルティングサービスを立ち上げた。
米IBMは11月24日、企業を対象としたクラウドコンピューティング導入支援およびコンサルティングサービスを発表した。Amazonなどの「パブリックな」クラウド、企業が自社で構築する「プライベートな」クラウド、双方を利用するハイブリッドなクラウドに対応する。
新サービスは3種類。「Business Consulting Services for Cloud Computing」は、顧客のプライベートなクラウド構築に掛かるコストの見積もりや、パブリックまたはハイブリッドなクラウドモデルでのデータとアプリケーションの移動を行う。
「Technology Consulting, Design and Implementation Services」は、顧客がデータセンター内にクラウドシステムを構成・提供するのを支援するサービス。
「Cloud Security」は、クラウド内の脅威と脆弱性に対するセキュリティを強化するために技術やプロセスを再設計・再構築するプロジェクト。企業が従来の環境と同等もしくはそれ以上のセキュリティとコンプライアンスをクラウド環境でも得られるよう、次世代のセキュリティおよびクラウドサービス管理技術を採用するとしている。
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