Appceleratorは、オープンソースのWebアプリケーション構築プラットフォーム「Tiranium」を公開した。デスクトップやWebブラウザ、モバイル端末などで動作する。
オープンソースのリッチWebアプリケーション技術ベンダー米Appceleratorは米国時間の12月9日、デスクトップで動くWebアプリケーション構築プラットフォーム「Appcelerator Titanium」のパブリックプレビュー版を発表した。米Adobe Systemsの「Adobe AIR」に対抗するオープンソースプロジェクトとなりそうだ。
Titaniumは、HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb技術を利用して、デスクトップ、Webブラウザ、モバイル端末などで動作する Webアプリケーションを開発できるプラットフォーム。ローカルデータの読み込み、書き出しが可能なオフライン、オンライン対応のアプリケーションを構築できる。
WebKit、Google Gears、Chrominiumなどのオープンソース技術を土台としたオープンソースソフトウェアで、Windows、Mac OS Xに対応する(2009年1月にLinuxにも対応予定)。デスクトップ環境への統合機能、ファイルシステムへの直接アクセス、ビルトインのデータベースサポート、ネイティブウィンドウなどの機能を持つ。
TitaniumはApache License 2.0の下でコードが公開されており、プレビュー版を同社Webサイトでダウンロードできる。
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