NEC、統合ID管理ソフトの最新版発売システム利用の安全性向上へ

NECは、監査対応時のシステム管理者の負荷軽減を目的に機能強化した「WebSAM SECUREMASTER」の最新版を発売した。

» 2008年12月11日 19時07分 公開
[ITmedia]

 NECは12月11日、統合ID管理ソフトウェアの最新版「WebSAM SECUREMASTER/EnterpriseIdentityManager Ver.3.0」を発売した。

 新機能では、人事システムの社員情報と業務システムのアカウント情報を照合して、アカウント利用の現状分析を自動化できるようにした。実在しないアカウントや権限が適切に付与されていない不正アカウントなどの情報を監査リポートとして出力できる。

 また、MicrosoftのActive Directoryとの連携を強化し、アカウント登録の申請や承認フロー、登録時の申請および承認ルールを統合管理できるようにした。セキュリティグループの所属情報を含んだIDの配信や、パスワードの入力ミスによるアカウントロックの解除などにも対応した。

 価格は278万円からで、12月12日から出荷する。システム構築を含め、今後3年間に30億円の売り上げを見込んでいる。

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