大規模トラフィック対応を強化、アクセス解析の最新版発売64ビットOSでも運用

オーリック・システムズは、64ビットOS環境での運用に対応したWebサイトアクセス解析ソフト「RTmetrics」の最新版を発売した。

» 2008年12月25日 17時01分 公開
[ITmedia]

 オーリック・システムズは12月25日、パケットキャプチャ型のリアルタイムWeb解析ソフトウェアの最新版「RTmetrics V 7.0.0」を発売した。

 新製品は64ビットOS環境に対応し、1解析プロセス当たりで使用できるメモリ空間を3ギガバイトから4テラバイトに拡大。トラフィックの多い大規模なWebサイトの解析能力が強化され、PC/モバイルサイトを含めた複数サイトにまたがる横断的な解析や、長期間の傾向解析などができるようになった。

 また、検索エンジンや検索ロボット(クローラー)などの解析に使われる各種定義ファイルを更新したほか、パケット送受信時の欠落、順序の逆転度合いをチェックする機能を追加し、安定運用性を高めた。AES256やAES128の共通鍵暗号化方式を使用するSSLページの解析にも対応した。

 製品価格は450万円(税別からで)、年間保守契約の既存ユーザーは無償バージョンアップができる。今後1年間に新規で200サイトへの導入を見込んでいる。

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