Mozilla、Thunderbird 2.0.0.19をリリース7件の脆弱性に対処

Mozillaは、メールソフトウェア「Thunderbird」の脆弱性を修正したバージョン2.0.0.19を公開した。

» 2009年01月05日 14時15分 公開
[ITmedia]

 Mozillaは、メールソフトウェア「Thunderbird」の最新版となるバージョン2.0.0.19を公開。7件の脆弱性に対処した。

 Mozillaのセキュリティアドバイザリーによると、7件のうち「XSSとJavaScriptの特権昇格」(MFSA 2008-68)と「メモリ破壊の形跡があるクラッシュ」(MFSA 2008-60)の2件は危険度が高く、影響度が「Critical」に区分けされている。

 また、Firefox 2.0.0.20で対処した「エラーメッセージのリダイレクトのスクリプトを経由したクロスドメインデータの盗難」(MFSA 2008-65)の脆弱性は、Thunderbird 2.0.0.19でも修正している。いずれの脆弱性も悪用されると、任意のコード実行やデータ流失、サービス妨害など影響を受ける可能性がある。

 Mozillaはユーザーに対し、バージョンアップを呼び掛けている。

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