北陸労働金庫、3県・55拠点を結ぶ遠隔会議を実現

北陸労働金庫は、福井、金沢、富山の3県にある本店と支店にビデオ会議システムを導入し、遠隔会議や職員の研修に利用している。金庫の利用顧客への遠隔相談サービスにも利用したい考えだ。

» 2009年01月14日 15時30分 公開
[ITmedia]

 北陸労働金庫は、福井、金沢、富山の3県の拠点を結ぶビデオ会議システムを導入した。各県の本部や支店など、計55拠点で稼働している。OKIのビデオ会議システム「Visual Nexus」を導入、構築や導入、保守などをOKIカスタマアドテックが担当した。

システム構成図(出典:OKI)

 システムの導入により本店と支店のPC端末を結んで遠隔会議ができるようになり、研修などを定期的に開催している。同システムが持つ、PC上で作成した資料を共有する機能でプレゼンテーションや研修用の教育資料などを配信し、会議における情報共有の手段として役立てている。将来的には、金庫の利用者が、最寄りの支店から本店に常駐する金融サービス担当に相談できる遠隔窓口としての拡張も検討しているという。

 Visual Nexusは通信プロトコルの国際標準規格のH.323に準拠するビデオ会議システム。同金庫では、既設のネットワークを用いて負荷をかけずに55拠点を接続できること、来店顧客への対応のために高画像、高性能の音声が提供できることを重視してシステムを検討した。

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