エリアビイとアイディーエスは、横河電機がサポートを終了したリモートアクセス認証サービス「SecureTicket」の代替となるサービスを開始した。
エリアビイジャパンとアイディーエスは1月27日、横河電機が販売とサポートを終了したリモートアクセス認証サービス「SecureTicket」の代替となる「SWANPassport BIZ」サービスを開始した。
SWANPassport BIZは、エリアビイのリモートアクセスサービス「SWANStor」の認証オプション機能で、携帯電話を利用したアイディーエスの認証サーバソフトウェア「MITS」と連携することで、SecureTicketと同等の認証機能を実現するという。
SecureTicketは2008年7月までに販売、サポートが順次終了。固定ディスクやUSBキーに格納された鍵ファイルによる認証のほか、携帯電話端末による認証やリバースプロキシ、アクセスコントロール、シングルサインオンなどの多様な機能を提供してきた。国内企業で数多くの企業が利用したが、Windows VistaやInternet Explorer 7など企業導入の進むプラットフォームに対応できず、代替サービスの需要が高いという。
2社では6月末までの限定価格として、50ユーザーライセンスを61万6000千円で販売する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.