米Sun、SailFinの基盤となる「GlassFish 2.1」をリリース

GlassFishの最新ビルド版が公開された。SIPサーブレットをサポートし、VoIPに対応する。

» 2009年01月27日 16時28分 公開
[末岡洋子,SourceForge.JP Magazine]
SourceForge.JP Magazine

 米Sun MicrosystemsGlassFish Communityは1月23日、オープンソースのJavaアプリケーションサーバ「GlassFish 2.1」の最終ビルド(v2.1 b60e Promoted Build)をリリースした。コミュニティーのWebサイトでコードを入手できる。

 最新版は、SIPサーブレットコンテナを含むテレコム向けサーバ「SailFin 1.0」の基盤となるもので、SIPサーブレットをサポートし、VoIPに対応する。

 Java Messaging Service(JMS)準拠の「OpenMQ 4.3」を統合した。500以上のバグ修正のほか、クラスタリングのShoal Group Management Service(GMS)、Webサービススタック「Metro」、HTTPエンジンの「Glizzly」など一部技術の品質も改善した。

 CDDL(Common Development and Distribution License)1.0とGNU General Public License(GPL)v2のデュアルライセンス形式をとる。対応プラットフォームは、Windows、Solaris SPARC、Solaris X86、Linux、Mac OS X、AIX。

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