グリッド向けインタフェース「g-Eclipse 1.0」リリース

Eclipseベースのグリッド向けインタフェース「g-Eclipse 1.0」は、AmazonのEC2やS3に接続するプラグインを持つ。

» 2009年01月30日 02時01分 公開
[末岡洋子,SourceForge.JP Magazine]
SourceForge.JP Magazine

 コンピュータグリッド向けフレームワークを開発するg-Eclipse Consortiumは1月21日、「g-Eclipse 1.0」をリリースした。プロジェクトのWebサイトからダウンロードできる。同プロジェクトは欧州連合(EU)イニシアチブとしてスタートしたが、今後はEclipse Foundationに移籍し、Eclipseの支援の下で開発を進める。

 g-EclipseはEclipseをベースとしたグリッド向けインタフェース。統一された形でコンピュータグリッドやクラウドコンピューティングにアクセスするためのフレームワークとなる。グリッドジョブの実装、グリッドの管理、グリッドアプリケーション開発などの機能を持つ。

 1.0は、グリッドミドルウェアとしてgLiteとGRIAをサポート、米Amazonの「Elastic Compute Cloud(EC2)」と「Simple Storage Service(S3)」に接続するためのプラグインを持つ。ライセンスは、Eclipse Public Licenseを採用、プラットフォームは、Windows(32ビット)、Linux(32ビット/64ビット)、Mac OS Xをサポートした。

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