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» 2009年02月05日 20時48分 UPDATE

好調も09年は悲観:SAS、09年はコスト管理など緊急性の高い分野に注力

パートナー経由の販売を増やすとともに、分析コンサルタントを3割増員する。

[ITmedia]

 SAS Institute Japanは2月5日、2009年度上期のビジネス戦略を発表した。コスト管理やコンプライアンスなど緊急性の高い経営課題の解決策として分析系ソフトを売り込む。パートナー経由の販売を増やすとともに、分析コンサルタントを3割増員する。

sas.jpg 吉田仁志社長。予見する力を顧客企業に提供するという

 主力の分析系ソフトを各業種に合わせて提供する。小売および流通業では、実施要請の強い店舗別収益管理の実践を支援する。通信業界では、携帯端末の電子メール機能などを使った双方向のマーケティング、金融業向けでは、結婚など顧客の生活の変化によって変わる与信限度額などの要因を加味する「途上与信」戦略の最適化も図る考えだ。

 このほか、吉田仁志社長は2009年の重点ポイントとして、同社のソフトを販売するパートナー企業との協業強化、分析アナリストの設置といったコンサルティング体制の強化を図るとしている。製品では「Customer Intelligence」の機能をSaaS(サービスとしてのソフトウェア)形式で提供する予定という。

 この日は、米SAS Instituteは2008年度の全世界の売上高が前年比5.1%伸び、22億6000億ドルになったことを併せて明らかにした。日本法人も好調で2桁成長を達成。93%に達するソフトの年次利用更新率を基盤に、新規顧客の獲得を上乗せすることで高い成長を維持している。だが受注状況は「日に日に悪く」(吉田氏)なっており、「2009年度は厳しい年になりそうだ」としている。

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