JP1一問一答・複数オブジェクトのバインド作業を簡略化したいシステム管理者へのお助けTips

監視項目を設定する際、アラームと複数のエージェントを関連付けるのは煩雑な作業だ。これを効率的に行う方法はないだろうか。

» 2009年02月06日 08時00分 公開
[友成文隆(日立製作所),ITmedia]

複数選択と複数解除を活用する

 アラームのバインドは、JP1/PFM - Viewの「エージェント階層」において、フォルダ内に存在する複数のオブジェクト(JP1/PFM - Agent)に対して複数選択と複数解除を駆使して設定作業の効率を上げることができる。

対象製品:JP1/Performance Management - Web Console【JP1/PFM - Web Console】

バインド作業の操作方法

  • 同一フォルダ内のJP1/PFM - Agentをバインドする場合

 ナビゲーションフィールドの「複数選択」をチェックし、バインドしたいエージェントを一つひとつ選択する。エージェント選択後、メソッドフレームの「アラームテーブルのバインド設定」よりバインドしたいアラームテーブルを選択。

同一フォルダ内の複数エージェントをバインド
  • 複数フォルダ内のJP1/PFM - Agentをバインドする場合

 ナビゲーションフィールドの「複数選択」をチェック。バインドしたいエージェントがある各フォルダを開き、該当するエージェントをすべて選択する。メソッドフレームの「アラームテーブルのバインド設定」よりバインドしたいアラームテーブルを選択。

複数フォルダ内のエージェントをバインド

 なお、バインドの解除をするには、バインド解除したいエージェントを選択し、メソッドフレームより「アラームテーブルのバインド設定」を選択する。複数エージェントのバインドを解除したい場合は、ナビゲーションフレームの「複数選択」をチェックしエージェントを選択する。

アラームテーブルのバインドを解除

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