開発環境のジョブネットを本番環境に移行するには、定義情報の退避と回復を行うことで、簡単に作業を進められる。
開発用ジョブネットを本番環境に移行したい場合、ジョブ、ジョブネット、またはジョブグループごとに定義情報をファイルなどに退避し、本番サーバで回復するようにすると、簡単に実現できる。
対象製品:JP1/Automatic Job Management System 2 - Manager(JP1/AJS2 - Manager)
まず、ジョブネットの定義情報をファイルに出力する。ajsprintコマンドを実行すると、ジョブネットの定義内容は「標準出力」に出力されるので、ファイルにリダイレクトすることで、ファイルにジョブネットの定義内容を保存できる。ジョブやジョブグループも同じ方法で保存が可能だ。
ajsdefineコマンドを実行すると、ajsprintコマンドで保存したジョブネットをJP1/AJS2 - Managerに回復することができる。
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