JP1一問一答・現在管理しているノード数を調べたいシステム管理者へのお助けTips

業務システムの増加に伴い管理対象ノードが増える場合、現在管理しているノード数を把握する必要がある。これを簡単に知る方法はあるだろうか。

» 2009年02月23日 12時00分 公開
[友成文隆(日立製作所),ITmedia]

トポロジーDBの内容出力コマンド(ovtopodump)を実行する

 業務システムの増加に伴い、JP1/Cm2/NNMでのネットワーク機器管理の対象ノードが増えると、現在の環境の限界を把握する必要がでてくる。このような場合、トポロジーDBの内容出力コマンド(ovtopodump)を実行することで現在管理しているノード数を知ることができる。対象製品:JP1/Cm2/Network Node Manager(JP1/Cm2/NNM)

設定操作例

 Windows版のJP1/Cm2/NNMを例に解説する。コマンドプロンプトで「ovtopodump」コマンドを投入すると、管理ノード数やライセンスノード数などの情報を表示できる。

 運用しているJP1/Cm2/NNMが無制限ライセンス以外の場合、表示されている「管理ノード数」と「ライセンス・ノード数」を比較して、ライセンス数に近いときは、追加ライセンスの検討や管理対象とするノードを見直すとよいだろう。

ovtopodump -lコマンドを実行した結果、管理ノード数が21、ライセンスノード数が250であることが分かる(クリックで拡大)

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