シトリックス、XenAppの最新版をリリース

シトリックスは、サーバのプロビジョニング機能などを搭載した「XenApp 5 Feature Pack」をリリースした。

» 2009年03月16日 18時32分 公開
[ITmedia]

 シトリックス・システムズ・ジャパンは3月16日、アプリケーション仮想化ソフトウェアの最新版「XenApp 5 Feature Pack」をリリースした。サーバのプロビジョニング機能やユーザー管理機能を強化している。

 新機能では、基準となるXenAppサーバをマスターイメージとして管理することにより、数百台ものXenAppサーバへイメージを一括配布できるようにした。これにより、大規模なデータセンターでもアプリケーション管理を効率性を高められるという。

 また、ユーザープロファイルを統合管理する機能では、物理環境および仮想環境における異なる端末からユーザー設定の変更情報を集約し、最新設定を有効にした状態でユーザーがアプリケーションを利用できるようにする。

 このほか、アプリケーションのパフォーマンス監視や優先的な負荷分散、ユーザーへの高品位なマルチメディアデータの配信を可能にするCitrix HDXも追加した。XenApp Enterprise EditionとXenApp Platinum Editionのみで利用できたクライアントでのアプリケーション仮想化機能を新たにAdvanced Editionでも提供する。

過去のニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ