Google、ブラウザChromeの「高速」β版をリリース

Google Chromeの新β版がリリース。現在提供されている正式版と比べると、25〜35%高速だという。

» 2009年03月18日 07時26分 公開
[ITmedia]

 米Googleは3月17日、ブラウザGoogle Chromeの新β版をリリースした。

 同社は12月、最初にリリースしたChromeをβから正式版に昇格した。以降、正規版提供の「stable」と開発者向け「developer」の2つのリリースチャンネルでアップデートを提供してきた。今回同社は、開発の早い段階でのユーザーからのフィードバックを得るため、3つ目のチャンネルとして「beta」を復活させた。

 社内でのベンチマークテストによると、新β版は、V8ベンチマークスイートでは現在stableチャンネルで提供しているバージョンと比べて25%、SunSpiderでは35%高速だった。最初のβ版と比べると、V8、SunSpiderともにほぼ倍の速度を実現しているという。

 新機能としては、フォームの自動補完入力、WebKit最新版で可能になったフルページズームと自動スクロールや、タブをドラッグして見開きページにする機能などが追加されている。

 Chromeの異なるバージョンは1つのPC上で並存はできない。新β版はChrome βのページからダウンロードできる。

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