日本オラクルは、SaaSのラインアップを拡充すると発表した。
日本オラクルは3月23日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)のラインアップを拡充すると発表した。中堅企業向けERP「JD Edwards EnterpriseOne」と「CRM On Demand」のSOAによる連携を可能にする。
同日から提供するのは、事前定義済みのSOAによる統合パッケージ「Oracle CRM On Demand Integration Pack for JD Edwards EnterpriseOne:見込みから受注」。価格は、1プロセッサあたり399万4500円から。CRM On Demandの案件情報とJD Edwardsの受注プロセスを迅速に連携できるようになる。
日本オラクルは、3月2日から「Oracle CRM On Demand」の最新版を日本でも提供している。顧客ごとに専用のハードウェアとソフトウェア製品群のシステム環境を用意するサービス「Oracle CRM On Demand Single Tenant Edition」やディザスターリカバリー機能を追加している。
同社は今後も「Oracle CRM On Demand」を核に、SaaSの製品群を拡充する考えだ。3月より提供を開始した電子請求アプリケーション「Oracle Self-Service E-billing On Demand」や価格適正化ツール「Oracle Deal Management」に加え、今後は営業資料管理アプリケーション「Sales Library」やダイレクト・メール管理アプリケーション「Sales Campaign」などもSaaSとして順次日本で提供する。
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