NTTコミュニケーションズは、送受信されるメールのフィルタリングと全文の自動保存を行うメールセキュリティサービスを始める。
NTTコミュニケーションズは、送受信される電子メールのフィルタリングと自動保存を行う企業向けのメールセキュリティ対策サービス「メール監査アーカイブサービス」を3月25日から始めると発表した。
同サービスはSaaS(サービスとしてのソフトウェア)形態で提供する。ユーザーが事前に設定したルールに応じてメール全文を自動的に保存。ユーザーは受信日時やヘッダ情報、本文、添付ファイルなどの検索条件から必要なメールを迅速に抽出できる。
ユーザーは自前でアーカイビングシステムを保有することなく、各種機能を利用できる。保存容量の変更にも柔軟に対応する。また、パスワード設定のない添付ファイルを送信する場合に自動的にパスワードを設定するなど、メール送信時のセキュリティ性も高めた。
月額基本料はメールアドレス数で変化し、100メールアドレスの場合(保存総量100Gバイト)で5万2500円、1000メールアドレスの場合(同1テラバイト)で52万5000円。ストレージ容量の追加は10Gバイト単位で月額1万500円となる。
また、従来のメールセキュリティサービスではOCN常時接続サービスの利用が条件になっていたが、新サービスに併せてOCN常時接続サービスの有無にかかわらず、メールセキュリティサービスを利用できるように変更している。
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