Sun、3ペタバイトのWebアーカイブ「Wayback Machine」をホスティング

毎月100テラバイトのペースで増え続ける非営利団体Internet Archiveのデータサービスを、コンテナ型データセンターSun MDでホスティングする。

» 2009年03月26日 10時56分 公開
[ITmedia]

 米Sun Microsystemsは3月25日、米非営利団体Internet Archiveが運営するWebアーカイブサービス「Wayback Machine」の全データを保存・提供するために新たなデータセンターを立ち上げたと発表した。

 Wayback Machineには1996年以降の世界中のWebサイトが保存されており、ユーザーはそうしたサイトを無料で閲覧できる。2008年末の時点でデータは3ペタバイトを超え、今後月当たり100テラバイトのペースでの増加が見込まれている。

wayback Wayback Machineでは1996年当時のYahoo!トップページなども閲覧できる

 Internet ArchiveはこれらのデータをSunの米カリフォルニア州サンタクララのデータセンターに移管。Sunがコンテナ型データセンターのSun MDプラットフォームを利用し、Solaris 10およびSolaris ZFSを搭載したSun Fire x4500システムでサービスをホスティングする。

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