あの企業はどんなノベルティを作っているんだろう――なんて、気になったことはありませんか? 堅そうな会社ほど、遊び心のあるノベルティを作っているかもしれません。ITmediaエンタープライズでおなじみの「あの企業」のノベルティを一挙大公開します。
サイボウズのノベルティは、手の込んだユニークものという印象があります。会見で豆まきをしたり、社長がハッピ姿で登場したりといったユニークな社風がノベルティにも反映されています。
大規模向けのグループウェア「サイボウズ ガルーン」のノベルティは巨大なおせんべい。製品のバージョンアップに伴って作られたこのノベルティには、「もう小ちゃいとは言わせんベェ」という文字が。製品規模の拡大を表現しているのでしょうか。
グループウェアを使うことでチームワークを高めてほしいという願いから、チームワークの大切さを説く学習帳を作成。おしぼりでは営業マンのやる気を引き出す方法を伝授しています。手ぬぐいにクライアントに向けたサイボウズの決意表明を記しており、オリジナルのノベルティそれぞれに自社製品にひも付けた意味を持たせているようです。
マイクロソフトのノベルティは、「使える」物が多い印象があります。日用品を扱うユニクロや有名な傘メーカーtotesといったブランドとコラボレーションすることでその実用性が高まっているようです。
「Internet Explorer 8 β」のノベルティは工具のセットでした。大小のドライバーやニッパーなど、いざというときに役に立つ工具が揃っています。「Windows Mobile」のノベルティは、totesの折りたたみ傘、「Office mac」のノベルティはユニクロのエコバッグでした。マイクロソフトのロゴも気にせずに普段使いできる、「使える」ノベルティです。
オリジナルのノベルティもあります。Hyper-Vのストラップや、Visual Studioのロボット――こちらの実用性は…。
オラクルのノベルティは、デザインにこだわっている印象があります。
サンフランシスコで開催されたOracle OpenWorld San Francisco 2008では、米Oracle製のチョコレートが配られました。米国らしいポップな蜂のデザインがほどこされ、食べる前から目を楽しませてくれます。2009年用カレンダーは、シンプルなデザインながらも実用性を実現、「ありすや」という手ぬぐいブランドとコラボレーションした手ぬぐいは、「北斎のうさぎ」をモチーフにしています。デザインに一工夫、それがオラクルのノベルティのようです。
首輪のデザインや毛並み、手触りにこだわって作られた社員犬のウェンディのぬいぐるみ、オラクル初のハードウェア製品の発表会で配られた「Oracle Exadata」をモチーフにしたノベルティも取り上げておきます。
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