MS、ディスカバリーチャンネルの新番組広告を獲得広告でGoogle、Yahoo!に一歩リードか

Xbox向けゲームにもなったドキュメンタリー番組「Deadliest Catch」の新シーズン開始に向けて、DiscoveryがMSNやXbox LIVE上に同番組の広告を大々的に展開する。

» 2009年04月14日 16時09分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは4月13日、Discovery Channelの人気番組「Deadliest Catch(邦題:ベーリング海の一攫千金)」の新シリーズの宣伝キャンペーンを、クロスメディアで同時に展開することを発表した。4月14日にスタートする同番組の広告が、MSN、MSN Mobile、Windows Live Hotmail、Microsoft Live Search、Xbox LIVEで表示される。

dadliest catch MSNのトップページに表示されたDeadliest Catchの広告

 Discoveryは、MSNBC、Fox Sports、MSN、MSN Mobile、Xbox LIVEの14日の広告在庫の90%以上を購入したという。

 MSNBCのビデオプレーヤーでは「Transitional Skin」と呼ばれる機能を使って動画の広告を流し、MSN MobileではWAP(Wireless Application Protocol)を利用してユーザーに番組のリマインダーをテキストメッセージに送る。Xbox LIVEでは、賞金として4日間で合計200万ポイントのMicrosoftポイントを懸けたサイト内ゲームを開催するほか、ティーザービデオを流す。

 Microsoftのオンライン広告部門Microsoft Advertisingのキース・ロリジオ副社長は、「このキャンペーンは、広告主に対して当社のマルチプラットフォームキャンペーンが簡単に購入・統合できることを示している。広告主は、1つのパブリッシャーと提携するだけで、PC、携帯電話、テレビという複数のメディアでターゲットを絞った視聴者にリーチできる」と語った。

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