日立ソフト、メール誤送信防止機能を強化した「MaCoTo」を発売漏えいの影響を小さくする新機能

日立ソフトは、電子メールの誤送信対策ソフト「MaCoTo」に平文メールの送信防止機能などを追加した。

» 2009年05月14日 12時18分 公開
[ITmedia]

 日立ソフトウェアエンジニアリングは5月14日、電子メールの誤送信対策ソフト「MaCoTo」の最新版を発売した。平文メールの送信防止機能などを新たに追加している。

 同製品は、送信される電子メールのポリシーチェックを行い、違反があった場合にユーザーへ再確認を促す警告を発して送信を中断する。上長の承認を得なければ再送信できないようにする機能や、To/Cc/Bccへの入力制限、あて先確認などの機能も搭載する。

 最新版では、送信時に同社の暗号化製品「秘文AE MailGuard」やマイクロソフトのRights Management Servicesを使用して、電子メールの暗号化やアクセス権限を付与できるようにした。これにより、情報漏えいが発生しても、影響を送信先など最小限にとどめることができるという。このほか、外部ドメインと内部ドメインで異なるポリシーを適用でき、メール運用の柔軟性を高めた。

 価格は、500ユーザーまでの場合で1ユーザーあたり2100円。動作環境は、OSがWindows XP Professional SP2/SP3、Vista Business SP1、Vista Enterprise SP1。メールソフトがOffice Outlook 2003(KB908002の適用が必要)/2007。.NET Framework 2.0以上も必要となる。

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