PFU、企業向け機能を強化した文書管理ソフトを発売

PFUは文書管理ソフト「楽2ライブラリ」に、アクセス権限管理や業務アプリケーション連携などの企業向け機能を搭載したバージョンを発売する。

» 2009年05月21日 20時12分 公開
[ITmedia]

 PFUは5月21日、文書管理ソフトウェア「楽2ライブラリ」を機能強化した企業向けバージョン「楽2ライブラリ クライアントサーバ V5.0」「同 Document Manager V5.0」を6月に発売すると発表した。

 楽2ライブラリは、同社のスキャナ製品「ScanSnap」対応し、これまで個人やSOHOを中心に約3万5000システム、7万ライセンスを出荷している。クライアントサーバは業務グループ向け、Document Managerは部門や地方拠点向けのバージョンになる。

 最新版では、ドキュメントを業務アプリケーションの印刷機能から出力指定するだけで電子文書化し、自動的にユーザーやカテゴリー単位で分類できるようになった。また検索機能を改善し、キーワード検索の結果を仮想バインダー画面で紙文書をめくる感覚で閲覧したり、一覧表示で確認したりできるようにした。

 このほか、クライアントサーバではWindows Server 2008 Foundationに対応して導入コストを抑制できるようにしている。Document Managerでは、ユーザー単位で閲覧権限や印刷権限の設定が可能となっている。

 クライアントサーバ V5.0は6月5日に発売し、基本パッケージ(10クライアント)の価格が25万円。Document Manager V5.0は6月30日に発売し、同パッケージの価格は70万円となっている。

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