大塚商会、日本HP、マイクロソフトの3社は、最小限のコストで費用対効果の高いITシステムを提供する「MSソリューション 最初の一歩シリーズ」を発表した。
大塚商会、日本HP、マイクロソフトの3社は5月25日、導入コストを抑えたITソリューションパッケージ「MSソリューション 最初の一歩シリーズ」を発表した。3社は2008年4月、総合ITソリューションの提案・提供に関する協業を発表しており、今回の発表もそれに関連するものとなる。
『MSソリューション 最初の一歩シリーズ』は、マイクロソフトのSharePoint Server、SQL Serverなどのミドルウェア製品、日本HPの「HP ProLiant サーバ G6」および「HP StorageWorks EVA」を用いたスモールスタート用パッケージ。セキュリティ対策やWeb会議などピンポイントのソリューションを紹介することで、最小限のコストで費用対効果の高いITシステムを提供するのが狙い。
例えば「最初の一歩 Office Communications Serverパック」では、Web会議システム・在席管理システムの設計・構築を、「最初の一歩 WSUS設計・構築パック」ではActive Directoryを活用したセキュリティパッチ配信システムの設計・構築を行う。大別するとWindows Server上で既存資産の活用を図るメニューと新規導入向けメニューに分けられるが、今後も3社は連携を深め、仮想サーバの移行や情報漏えい対策、Microsoft Online Services導入支援などのメニューを順次提供していく意向。
価格は60万円からで、大塚商会が販売を担当、初年度100セットの販売を目標としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.