Appleのスティーブ・ジョブズCEO、肝臓移植手術受ける

スティーブ・ジョブズ氏が約2カ月前に肝臓の移植手術を受けていたことが分かった。

» 2009年06月22日 08時04分 公開
[ITmedia]

 米Appleのスティーブ・ジョブズCEOが肝臓移植を受けていたと、Wall Street Journalが報じた。

 同紙によると、移植手術は約2カ月前にテネシー州で行われた。ジョブズ氏は順調に回復しており、予定通り今月中に復帰するが、初めは非常勤になるかもしれないという。

 ジョブズ氏は1月に、健康問題を理由に6月末まで療養休暇を取ると発表した。具体的な病名は明らかにされていないが、Wall Street Journalは6月上旬の報道で、同氏が「タンパク質を消化できなかったため、9カ月の間餓死しかけていた」とする関係筋のコメントを伝えている。

 ジョブズ氏は2004年にすい臓ガンの手術を受けたことがある。Wall Street Journalの記事で、すい臓と胃の手術を専門とする医師は、ジョブズ氏が患ったタイプの進行の遅いすい臓ガンは、ほかの器官に転移することが多く、大抵は肝臓に転移すると話している。

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