NEC、StarOffice XシリーズをSaaSとして提供

NECは7月15日、グループウェア製品「StarOffice Xシリーズ」をSaaSとして提供すると発表。3年間で、10万IDの販売を目指す。

» 2009年07月15日 17時44分 公開
[ITmedia]

 NECは7月14日、グループウェア製品「StarOffice Xシリーズ」を、従来のパッケージ型に加え、SaaSとしても提供すると発表した。これは、StarOffice Xシリーズにレポーティング機能などを付加し、NECが提供する「RIACUBE/SP(SaaSの開発や運用に必要な基本機能、共通部品などを集約したプラットフォーム)」上でサービス化したもの。

 ユーザーは、柔軟にカスタマイズできる「中・大規模向け」と、Webサイト上で申し込み、簡易な環境設定のみで利用できる「小規模向け」の2種類から選択し導入できる。また今回付加されたレポーティングサービスにより、StarOffice Xシリーズで管理する文書や掲示板のアクセスランキングが提供されるため、管理者はその情報を元に不要な文書などを削減できる。人事情報のメンテナンスを効率化するツールも備え、運用負荷を軽減できるという。

 NECは本サービスのシステム構築要員を50人体制に強化し、今後3年間で10万ユーザーライセンス(ID)の販売を目指すとしている。

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