GoogleがMozillaの「Weave」のようなデータ同期機能を発表した。まずはブックマークをGoogleアカウントで同期できるようにする。
米Googleは8月1日、Webブラウザ「Google Chrome」の開発者向けバージョンに、複数のPCで稼働するGoogle Chromeのブックマークを同期する機能を追加すると発表した。将来的にはブックマーク以外のユーザーデータの同期も可能にする計画という。
データはGoogleのサーバに保存され、Googleアカウントでアクセスする。1つのブラウザでブックマークを変更すると、サーバにアクセスしているすべてのブラウザに反映される。サーバにアクセスせずに行った変更は、次にアクセスしたときに反映される。リアルタイムの反映を実現するため、XMPPベースで稼働しているGoogle Talkサーバを利用する。
この機能を利用するにはChromeの開発者向けバージョンをインストールし、Devチャンネルに登録する必要がある。
複数のブラウザでデータを同期するサービスとしてはMozillaのWeaveがある。Weaveではブックマークのほか、履歴、パスワード、開いたタブの状態、スキンなどの設定の同期が可能だ。
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