Google、WebブラウザGoogle Chromeにユーザーデータ同期機能を追加へまずはブックマークの同期

GoogleがMozillaの「Weave」のようなデータ同期機能を発表した。まずはブックマークをGoogleアカウントで同期できるようにする。

» 2009年08月04日 08時28分 公開
[ITmedia]

 米Googleは8月1日、Webブラウザ「Google Chrome」の開発者向けバージョンに、複数のPCで稼働するGoogle Chromeのブックマークを同期する機能を追加すると発表した。将来的にはブックマーク以外のユーザーデータの同期も可能にする計画という。

 データはGoogleのサーバに保存され、Googleアカウントでアクセスする。1つのブラウザでブックマークを変更すると、サーバにアクセスしているすべてのブラウザに反映される。サーバにアクセスせずに行った変更は、次にアクセスしたときに反映される。リアルタイムの反映を実現するため、XMPPベースで稼働しているGoogle Talkサーバを利用する。

 この機能を利用するにはChromeの開発者向けバージョンをインストールし、Devチャンネルに登録する必要がある。

 複数のブラウザでデータを同期するサービスとしてはMozillaのWeaveがある。Weaveではブックマークのほか、履歴、パスワード、開いたタブの状態、スキンなどの設定の同期が可能だ。

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