7月の米検索市場ではGoogle、Yahoo!ともにシェアがわずかに減少し、Microsoftがシェアを伸ばした。
米Microsoftは新しい検索エンジンBingで徐々に勢力を拡大しており、米Googleと米Yahoo!からわずかながらシェアを奪っている。調査会社comScoreが報告した。
7月の米検索市場では、Googleが依然として圧倒的優位を誇ったが、市場シェアは前月の65%から64.7%とわずかに低下した。2位のYahoo!も19.6%から19.3%にシェアが減少した。その一方で、Microsoftはシェアを0.5ポイント伸ばして8.9%とした。
社名 | 2009年6月 | 2009年7月 |
---|---|---|
65.0% | 64.7% | |
Yahoo! | 19.6% | 19.3% |
Microsoft | 8.4% | 8.9% |
Ask | 3.9% | 3.9% |
AOL | 3.1% | 3.1% |
(資料:comScore) |
7月の米国の検索クエリーは合計136億件で、前月比で3%減少した。3カ月連続の減少となる。夏は休暇シーズンで旅行や外出が多く、検索件数が減少する傾向があるためだ。Googleはクエリーが4%、Yahoo!は5%減少した。Microsoftは唯一クエリーが増加した。
社名 | 2009年6月 | 2009年7月 | 変動 |
---|---|---|---|
9,135 | 8,783 | -4% | |
Yahoo! | 2,755 | 2,625 | -5% |
Microsoft | 1,179 | 1,208 | 2% |
Ask | 552 | 536 | -3% |
AOL | 439 | 424 | - |
合計 | 14,060 | 13,575 | -3% |
(資料:comScore) |
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