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» 2009年08月27日 16時42分 UPDATE

SaaS型ERP:リアルタイムの経営情報を――パーキングビジネスの生き残り戦略

新潟県内最大手の駐車場運営管理会社の新総企は、ネットスイートが提供する「SaaS型ERPスイート」を導入、生産効率の50%向上を実現したという。

[ITmedia]

具体的な問題点を把握し経営スピード上げる

 新総企では、業務の効率化のために、会計だけでなく売り上げなどの集計管理も統合的に管理し、リアルタイムに経営を把握できるシステムを検討していた。2008年10月の導入以降、決算を締めた後、自動的に内部管理データが作成されるため、リポート作成の面倒な作業が発生せず、締めにかかわる生産効率が50%向上したという。また、リアルタイムに数値を集計できるSaaS型ERPスイートでは、当月の業績を実際の数値に基づいて月中に予測することが可能となり、導入後は当月のテコ入れや営業方針などをその場で判断ができるようになった。営業担当者も、日々その場で判断する、という意識が根付き、経営スピードが以前と比べて圧倒的に向上したという。

 3500以上の車室(2009年3月現在)を運営している新総企では、昨今悪化しつつあるコインパーキングにおける経営環境を背景に、経営データをExcelで二重、三重に管理する手法を改め、経営判断のスピードアップを目指していた。同社関係者は、今回の導入で、予算に対しての進ちょく度合いをダッシュボードで確認できるようになり、ドリルダウン分析することで、より具体的な問題点も把握できるようになった、としている。また、個々の営業担当者に指示し、上から下に、活動にマッチした管理ツールとして非常に役立っているとのことだ。

 また、新総企では、自社でシステムを所有するとバックアップなど管理作業が煩雑になることや、駐車場オーナーなどの個人情報を自社で管理するリスクを考慮すれば、SaaS型へ基幹系を移管する抵抗感はなかったとしている。同社は今後の展開として、会計だけでなく、営業力の強化を目的としてCRMの展開を予定しているという。

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