キヤノンIT、ゲートウェイ型メール暗号化製品の最新版を発売

キヤノンITソリューションズは、米Voltage Securityのゲートウェイ型電子メール暗号化ソフトの最新版「Voltage SecureMail Gateway V3.7」を発売する。

» 2009年08月31日 17時57分 公開
[ITmedia]

 キヤノンITソリューションズは、米Voltage Securityが開発したゲートウェイ型電子メール暗号化ソフトの最新版「Voltage SecureMail Gateway V3.7」を9月1日に発売する。

 Voltage SecureMail Gatewayは、送信相手の電子メールアドレスを公開鍵に使用する「IBE(Identity-Based Encryption)」という暗号化方式を採用。S/MIMEなど従来の暗号化方式とは異なり、大規模な暗号化システムを利用することなく、メール全体の暗号化や電子署名が行えるという。

 最新版ではリポーティング機能を強化し、日付や時間ごと、ドメインごと、送信者および受信者ごとのメール処理件数などを把握できるようにしたほか、管理者ツールで画面のカスタマイズなどを行えるようにした。また、オプションのフィッシング対策機能も強化し、クライアント用ツールの「Zero Download Messenger」で交わされるメールにフィッシング対策機能を提供した。

 価格は100ユーザー時の場合で90万円(税別)から。フィッシング対策機能は個別見積りとなる。

企業向け情報サイト「ITmedia エンタープライズ」へ

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

関連ホワイトペーパー

暗号化 | キヤノン


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ