インターネットと選挙――オルタナブロガー、かく語りきオルタナブログ通信(3/4 ページ)

» 2009年09月11日 16時33分 公開
[森川拓男,ITmedia]

「Twitterを始めて変わったこと」

 相変わらず話題になっているTwitter。斉藤徹氏「ソーシャルメディア。マーケティングにどう活用するか?」のTwitterの最新アクセス状況 〜 米国はストップ。日本は急増。では規制中の中国は?では、アメリカ、日本、中国におけるTwitterのWebサイトへのアクセス状況を比較している。しかし追記されているように、専用クライアントからのアクセスをプラスすれば、日本人比率はもっと増えるようだ。

 いろいろなメディアでも取り上げられているTwitterだが、 佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」のWBSのTwitter特集は、今後Webサービスがテレビで紹介される際の行動の指針を示すものとして大きな役割を果たしたのかもwで紹介されたように、テレビの影響が大きいことは確かなようだ。大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」のTwitterはネタにするのは難しい?にあるように、Twitterをネタにした特集作りは簡単なようで難しいみたいであるが。テレビドラマならば、小林啓倫氏「シロクマ日報」のテレビドラマを観ながら、出演者と Twitter で会話する日にあるような試みも可能かもしれない。

 Twitterには、さまざまな情報が流れてくる。ITmedia海外速報部・佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」のギークの壇上プロポーズにTwitterの祝福殺到のように祝福メッセージがあふれるかと思えば、吉川日出行氏「ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦」の秋葉原名物のおでん缶メーカーの一角信田罐詰が民事再生法申請だが、おでん缶は無くならないのでご心配なくのように、誤報が一気に流布されるケースもある。

 読者は、TwitterのTL(タイムライン)をどのくらいまで逆のぼって見ているだろうか。フォローしている数にもよるだろうが、仕事などの関係でしばらく見ないと、あっという間に未読の山となる。加藤和幸氏「てくてくテクネコ」の【Twitter 700回記念】TLのバックスクロールは5ページまででは、せいぜい5ページが限界という。そして、Twitterのビジネス利用にも懐疑的だ。筆者も頷ける部分が多かった。吉川日出行氏のオラクルの社内Twitterは参加者1万人だってのように、外部へのビジネス利用というよりは、組織内向けのツールとして活用するのがいいことかもしれない。もちろん、原田豊博氏「モバイルマーケティング推論」のツイッター周辺ビジネスのように、外部へのビジネス活用を模索することは、これからも進んでいくだろう。

 Twitterを利用するためのツールにはいろいろあるが、大木豊成氏は夜フクロウにしてみたという、タブを作成できたり色をカスタマイズできるツールを使い始めたとか。

 方波見豊氏「破壊的イノベーションでキャズム越え」の【Twitter】恐怖の? つぶやき一括削除・・・twitter Delete My Tweet を試しましたで紹介されていたのは、実に興味深く怖いツールだ。自分の過去のつぶやきをすべて消してしまうもの。イチからやり直したいという向きにはオススメのツール……なのだろうか。

 山口陽平氏「一般システムエンジニアの刻苦勉励」の【9月26日】帰宅困難者の訓練に参加してtwitterとかGPSログで遊ぼうでは、「レスキューナウ」というサービスを使って遊んでみる提案がなされている。

 企業の採用担当者がソーシャルメディアを使って就職内定者などをチェックするという動きがあるが、小林啓倫氏の「マルサの女」、ソーシャルメディアへによると、アメリカではマルサまで活用を始めたようだ。今後日本でもこのような動きが広まっていくのかどうか、注目したい。

 Twitterを始めてから、いろいろなことが変わったという人がいる。林雅之氏「『ビジネス2.0』の視点」のTwitterを始めて変わったことでは、1ヵ月以上経過して変わったことをまとめている。読者は、どうだろうか。

 Twitterは、個人も変えるが、政治の世界にも影響を与えはじめている。

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