インフォマティカ、データ品質管理ツールの新版を発表

インフォマティカ・ジャパンは、データ品質管理ソフトウェアの新版の出荷を同日から開始したと発表した。

» 2009年09月17日 21時51分 公開
[ITmedia]

 米Informaticaの日本法人、インフォマティカ・ジャパンは9月16日、データ品質管理ソフトウェアの新版の出荷を同日から開始したと発表した。新版では、日本特有の住所表記の修正をするための拡張機能「JAV(Japan Address Validation)」をオプションとして追加した。JAVは協業関係にある富士通と共同開発したもの。

 発売したのは「Informatica Data Quality 8.6.2」で、ユーザーが情報システムに住所などさまざまなデータを入力する際に、情報の過不足などによって不完全なデータにならないようにチェックする。ユーザー企業は、自社のシステムで保有するデータの質を継続的に高い水準に維持できる。

 来日した米Informaticaの上級副社長、アイヴァン・チャン氏は、2009 Data Quality Tools Studyの調査結果を引用し、「ユーザー企業がデータ品質管理ツールを導入する最大の目的はビジネスアプリケーションの継続的な運用」を実現するためだと指摘した。データの重複やごみデータの存在などがあると、いかに高機能なアプリケーションでも価値を生み出すような動作ができないからだ。

 Informatica Data Quality 8.6.2の価格は4200万円から。オプションのJAVは470万円からとしている。

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