丁全鋼氏「Chris Dingの思惑ブログ」の私のTwitterアカウント(@omowaku)が停止された件が、2週連続で首位をキープした。いま話題のTwitterなだけに、注目度は高いようだ。
また、2位に入った佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」の民主党と記者クラブ(内閣記者会)の密約問題、一般人の自分に出来るのはマスコミの黙殺を子供に伝える事かなに関しては、すでに冒頭で取り上げさせていただいたが、やはり読者の関心が高いことがうかがえる。これからの動向に注視していきたい。
それでは、9月10〜16日にかけてオルタナブロガーが注目した話題について、幾つかのキーワードを軸にして振り返ってみよう。
安井賢克氏「猫のベロだまり」のパソコンの病は、なかなか考えさせられるエントリーだった。昔はなかった光景だ。しかし、ミーティングとは関係ない作業を行っているのだとすれば驚きだ。会議中にTwitterでつぶやきながら、返ってきた内容を会議に図る人もいるようなので、無用とは言い切れないかもしれないが、パソコンというものに縛られた感じを受けてしまうのは確かだろう。
パソコンを使い、ネットに接続しているのならば、多くの人はメール、Twitterなどと同時に、Googleなどの検索も活用していることだろう。何よりも重要なのは、情報の鮮度であることも多い。ITmedia海外速報部・佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」のGoogleで「ほぼリアルタイム検索」する方法?では、Googleで新鮮な情報を得るための方法を紹介。そこまで速報性はないが、筆者も利用させていただいているのが、屋代和将氏「オープンな日々」のGoogleアラートがとても便利で紹介された「Googleアラート」だ。
Googleはいろいろな新しいサービスを提供してくれるが、佐藤由紀子氏のGoogle Fast Flipがちょっと読みにくいワケでは、「Google Fast Flip」の難点を指摘している。
もっともだと感じたのは、佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」の未知なる世界を探ろうとしているのに「ググって」答えが出てくる訳がないだった。すでに答えがあるものならば、ググれば回答が得られるかもしれない。しかしまだ未知なるものを探ろうとした場合、ヒントは見つかることがあっても、その先の回答が得られようはずはないのだ。当然のことなのだが、改めて考えさせられる内容だった。
SNS市場がこれから広がっていくようだということは、筆者もネットの逆流(21):500億円のSNS市場を制するのはどこかで書いた。mixiからβ表記が消えたことも触れたのだが、大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」からは最近、mixi使っていますか?という疑問が呈された。実は筆者も、アカウントは持っているし一時期は頻繁にアクセスしていたが、ここ数カ月はほとんどアクセスすらしていない。膨れていくSNS市場の中で、mixiはどういう位置にあるのだろうか。
そして、「実名SNS」としてスタートしたCUがサービスを10月19日をもって終了することが、9月14日に発表された。スタート時は一部のオルタナブロガーの間で話題になりながらも、あまり広がりを見せていないように感じられたCU。その終焉は、実名SNSの今後にどのような影響を与えていくのだろうか。
ブロガー | ブログ | 実名SNSは是か非か |
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エリック松永氏 | 「"エリック松永の道場破り"」 | CUのサービス終了は、実名SNSの問題? |
加藤和幸氏 | 「てくてくテクネコ」 | CU、終〜了〜 |
加藤恭子氏 | 「きょこ コーリング」 | YahooのSNS、CUの終了、でも実名SNSはアリだと思います。 |
その一方でFacebookのソーシャルゲーム「FarmVille」がヒットしているうことが、斉藤徹氏「ソーシャルメディア。マーケティングにどう活用するか?」の歴代最強のFacebookアプリ「FarmVille」,超ヒットの秘密を探るで触れられている。CUの終了はビジネスモデルとして成立できなかったことが敗因だが、同じソーシャルメディアでも成功するものもある。まったくジャンルが異なるとはいえ、そこから何かヒントが見つけだせるかもしれない。
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