日本ユニシスは、ドキュメント内に2種類の電子透かしを埋め込むサービスをSaaSで提供する。
日本ユニシスは10月1日、ドキュメントに電子透かしを埋め込むSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型サービス「iSECURE 電子透かしサービス」を11月2日に始めると発表した。
同サービスは、ユーザーが同社のデータセンターへ電子透かしを埋め込みたいドキュメントファイルを送信すると、目に見えるタイプと見えないタイプの2種類の電子透かしIDを埋め込んで提供する。紙に出力しても電子透かしIDが埋め込まれる。
ユーザーが送信するドキュメントファイルは暗号化される。また、オプションで画像や写真への埋め込みにも対応する。
これにより、ドキュメントが外部に漏えいしてもIDを照合することで流出元が特定できるため、迅速に対応できるようになるという。電子透かしの技術は米Digimarcを採用し、サービス基盤にはアルディートとモニックの技術を採用した。
価格は月額50万円(税別)からで、1カ月当たり100ファイルまで利用できる。また、3カ月単位以上で利用する場合は月間100ファイルの利用制限はなくなる。同社では今後3年間で3億円の売り上げを見込む。
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