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» 2009年10月02日 16時42分 公開

ソフトバンクBB、間接材購買サービスで協業を拡大

ソフトバンクBBは、大手製造業向けに提供する間接材の購買支援サービス「パーチェスワン」の提携先を増やしたと発表した。

[藤村能光,ITmedia]

 ソフトバンクBBは10月2日に記者説明会を開催し、大手製造業向けに提供する間接材の購買支援サービス「パーチェスワン」で取り扱う商品数を増やしたと発表した。商品やカタログを供給する企業(サプライヤー)5社と新たに提携し、商品数を拡充した。

 パーチェスワンは、企業がインターネット経由で利用できる間接材(企業が自社内で使い、再販を目的としない商品)の購買システムを、サービスとして提供するもの。間接材の見積もりや商品の請求、支払いなどの購買業務を仲介する。文具、オフィス用品、工具、部品といったカタログ品から、印刷、オフィス工事、運送、社宅などの見積もり品までを取り扱っている。

 同日に新たに協業したのは、研究用試薬メーカーのシグマ アルドリッチ ジャパン、工業用電子部品販売のアールエスコンポーネンツ、製造業向け物品の電子商取引を手掛けるMonotaROなど5社。これにより、取り扱う商品カタログは7種類から12種類に、取扱品目数は約100万点から270万点に拡大した。

ソフトバンクBB 取締役 常務執行役員 コマース&サービス統括の溝口泰雄氏 ソフトバンクBB 取締役 常務執行役員 コマース&サービス統括の溝口泰雄氏

 ソフトバンクBB コマース&サービス統括 パーチェスワン事業推進室の米谷雅之室長は「M&Aなどで合併した企業では、商品の購買先がばらばらになっている」と話す。購買先をまとめることで、間接材の購入を下げる「集中購買化」を進める企業が増えているが、「低額な間接材の購買部分には、多くの企業が人員を当てられていない」と指摘する。こうした背景から、購買業務をアウトソーシングするビジネスが成長しており、「間接材の潜在市場規模は24兆円に上っている」(取締役 常務執行役員 コマース&サービス統括の溝口泰雄氏)。

 ソフトバンクBBでは、主力の「ブロードバンド・インフラ事業」に加え、企業向けSaaS(サービスとしてのソフトウェア)やASP(ソフトウェアの期間貸し)を手掛ける「コマース&サービス事業」をビジネスの柱に据えている。2008年9月に提供を始めたパーチェスワンを、コマース&サービス事業における新たな収益源と見立て、「100億円超の規模」(米谷氏)を誇るサプライヤーとの協業を進めていく見通しだ。

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