Twitter本はクラウド本を超えるか?オルタナブログ通信(3/4 ページ)

» 2009年10月02日 16時42分 公開
[森川拓男,ITmedia]
ブロガー ブログ Twitter本
方波見豊氏 破壊的イノベーションでキャズム越え 【Twitter】デジタルガレージによる公式ガイド『twinavi』が公開&オルタナブロガー小川さんのTW本が先行発売開始。
小林啓倫氏 シロクマ日報 【書評】『仕事で使える!「Twitter」超入門』
林雅之氏 『ビジネス2.0』の視点 Twitterの本はクラウドの本を超えるだろうか

 一時「クラウド本」の出版が立て続いた。そして、小林啓倫氏も紹介しているように、この秋にはTwitter本がいくつか出る予定となっている。果たして、Twitter本はクラウド本を超えられるのだろうか。

 Twitter本が出版されるということは、Twitterに詳しい専門家が増えたということでもある。加藤恭子氏「きょこ コーリング」が当たり前かもしれないけど、Twitter専門家(詳しい人)にも種類がある!でその違いについてまとめており、参考になりそうだ。

 坂本英樹氏「坂本英樹の繋いで稼ぐBtoBマーケティング」のSamFURUKAWAさんのTwitterにみる、著名人との親しみ感のように、有名人とのつながりを楽しむというのもTwitterならではだ。

 一方で、Twitterを使ったマーケティング活動も進んでいる。

ブロガー ブログ Twitterを使ったマーケティング活動
小川浩氏 Speed Feed アイウェアのJINS、マス広告+Twitterマーケティング開始
小林啓倫氏 シロクマ日報 日本の企業 Twitter に「キャラ Twitter」が目立つのは気のせい?
Twitter のつぶやきの20%は、製品についての会話で占められる
斉藤徹氏 ソーシャルメディア。マーケティングにどう活用するか? Twitter,企業の成功事例を探る 〜 お客様に感動をお届けする @JetBlue と @Teusnerwine
丸山義夫氏 ドーダスドニノようこそ! 「Lotus Knows」〜グローバルでtwitterマーケティングを展開する、というIBMの試みってなんだ?
吉田賢治郎氏 けんじろう と コラボろう! 「Lotus Knows」〜グローバルでtwitterマーケティングを展開する、というIBMの試み

 中でも気になったのは、小林啓倫氏の日本の企業 Twitter に「キャラ Twitter」が目立つのは気のせい?だ。キャラ付けしていないアカウントも多いのだろうが、確かに気になったり目立つ企業アカウントは、キャラ付けされているものが目につく。今後の企業によるTwitter利用の手段として、注目しておきたい部分だ。

 また、前回も取り上げたように、メルマガが読まれなくなり、大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」の全メディアの皆さん、更新したらTwitterで知らせてくださいのような、Twitterによる誘導を企業は考えなければならないのかもしれない。

SNSの今後

 Twitterが盛り上がる一方、何となく寂しい感じがするのがSNSだ。しかし、北添裕己氏「トラパパ@TORAPAPA」のMIXIがつぶやけるようになってる?!のように、mixiがつぶやけるようになった。さらに加藤恭子氏「きょこ コーリング」によると、mixiアプリで休眠ユーザーが復活?しているという。筆者周辺でも、mixiアプリをきっかけにmixiへのアクセスを頻繁にするようになった人がいるくらいだ。

 その一方で、実名SNSの1つ「CU」が、10月19日で終了。しかし加藤恭子氏にはCUが終わるタイミングでコネクション要請をする人が現れたというというのだから、妙な話だ。どういう目論見があるのか分からないが、少なくとも加藤恭子氏に関心を持たれてブログに書かれた。

 思わずうなずいてしまったのは、米持幸寿氏「テクノロジーと希望」のSNSの今後というエントリー。筆者は過去にブログ関連記事も書いていた関係で、現在でも数十個のブログやSNSなどのアカウントを持っているが、活用しているのはそのうちの数個にすぎない。ほとんどが休眠状態で、終了メールがきてアカウントがあったことを思い出したブログもあるくらいだ。米持幸寿氏が最後に書いた願いに、筆者も同感だ。

それってエコ???

 谷川耕一氏「むささびの視線」の温室効果ガス削減目標値達成方法の整理でも紹介されたように、鳩山首相が国連気候変動サミットで25%の温室効果ガス削減目標値を発表した。この問題はこれからいろいろ議論されてくるだろうが、立場によって正反対の意見が出てくるはずなので、物事の本質を見極めたい。

 身近なエコといえば、プリンターのインクを思いつく。メーカー純正のものと、詰替用のインクだ。これについて、ジョップ・ウスマン氏「Allion Test Labs」の長持ちなのはどちら 純正インク、それとも詰替えインク?という興味深いエントリーが書かれていた。結局は印刷する用途によって変わるのだろうが、参考になりそうだ。

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