「Google Squared」にソートやエクスポート機能など追加表示項目が4倍に

検索結果をURLの一覧ではなく、表形式で表示する実験的サービス「Google Squared」に、検索結果を並べ替えたりGoogle Spreadsheetsにエクスポートする機能が追加された。

» 2009年10月13日 08時30分 公開
[ITmedia]

 米Googleは10月9日、Google Labsの実験的検索サービス「Google Squared」の新機能や性能向上について発表した。

 Google Squaredは6月に実験プロジェクトとしてスタートした検索サービスで、検索結果としてURLを表示するのではなく、与えられた検索キーワードからカテゴリーを判断し、ネットから集めた情報を表組みの形に整理し、表示する。

 発表当初は、検索結果に表示できるのは最多で30項目だったが、同日のアップデートで120項目まで表示できるようになった。例えばこれまでは「us presidents(米合衆国大統領)」で検索すると、5人の大統領に関する3属性の情報しか表示できなかったのが、20人の大統領の6つの属性を表示できる。

google squared 1

 また、十分なデータを表示できない属性は排除するなどのフィルタ機能や、項目のソート機能が追加された。さらに、検索結果をGoogle SpreadsheetsまたはCSVファイルにエクスポートできるようになった。これにより、例えば「african countries(アフリカの国家)」の検索結果から識字率とGDP(国内総生産)の相関関係を分析し、Google Spreadsheetsにエクスポートしてグラフ化することなどが可能だ。

google squared 2

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