NSD、既存PCを利用したパンデミック対策ソリューションを発売

日本システムディベロップメントは、既存PCをシンクライアント化する製品と検疫システムを組み合わせた事業継続支援ソリューションを発売する。

» 2009年10月21日 15時19分 公開
[ITmedia]

 日本システムディベロップメントは10月21日、企業の事業継続を支援するソリューション「どこでもセキュア」を10月30日に発売すると発表した。最短2週間で導入できるという。

 同ソリューションは、既存のPCをシンクライアント化してオフライン環境でも利用できる「Eugrid Secure Client」と、検疫ネットワークシステム製品「NSD Quarantine Management」を組み合わせて提供する。

 Eugrid Secure Clientは、既存PCへインストールするソフトもしくは同ソフト搭載したUSBキーを利用するもので、既存PCに仮想的なデスクトップ環境を構築し、社内の業務システムには必要に応じてアクセスできる仕組みとなる。作業データなどは仮想的なデスクトップ環境に格納されるため、セキュリティが確保されるという。

 NSD Quarantine Managementでは、VPN経由でアクセスするクライアントをユーザー認証やMACアドレス認証で識別し、クライアント端末のウイルス対策ソフトのバージョンといったセキュリティ状態を検疫する。

 10ユーザー時の価格はEugrid Secure Clientが98万円から、「NSD Quarantine Managementが232万円から(いずれも初年度保守費込み)となっている。

企業向け情報サイト「ITmedia エンタープライズ」へ

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

関連ホワイトペーパー

検疫ネットワーク | シンクライアント


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ