NTTファシリティーズ、営業支援システム刷新で売り上げ増を狙う

NTTファシリティーズは、売り上げの増加を狙い、営業支援システムを刷新した。6月にシステムを導入し、稼働を開始させている。

» 2009年10月23日 21時47分 公開
[ITmedia]

 NTTファシリティーズは、売り上げの増加を狙い、営業支援システムを刷新した。6月にシステムを導入し、稼働を開始させている。ソフトを提供したソフトブレーンが10月23日に発表した。

 新たに導入したのは、ソフトブレーンの営業支援システム「eセールスマネージャー」。集計したデータを案件だけでなく、顧客単位でも分析ができる点を評価した。処理速度を上げるためにカスタマイズも施したことで、営業活動の登録を10分から5分に短縮できた。携帯電話からもデータを登録できる点も採用の決め手になったとしている。

 NTTファシリティーズマーケティング部の河端直氏は「基幹システムとも連携でき、二重登録をせずに精度の高い情報を管理できるようになった。営業会議のリポートはeセールスマネージャーで引き出した情報から作成できるため、一から作成する手間が省けるようになった」とコメントを寄せている。

 NTTファシリティーズは、市場の変化に合わせて定期的にシステムの見直しを図っている。営業支援システムは2002年に既に導入していたが、顧客の案件や登録状況の把握に時間がかかるという課題があった。これらを解決するために、データの管理やカスタマイズがしやすいシステムを検討していた。

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