Microsoft、「SQL Server 2008 R2」のCTPと新エディションを発表

Microsoftは次期データベース「SQL Server 2008 R2」のコミュニティー技術プレビュー版を11月にリリースする。また新たなハードウェアパートナーとしてIBMが加わった。

» 2009年11月04日 16時32分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは11月3日、次期データベースソフト「Microsoft SQL Server 2008 R2」(コードネーム:Kilimanjaro)のコミュニティー技術プレビュー(CTP)版を11月にリリースすると発表した。また新たに2つのエディションを追加することと、米IBMがハードウェアパートナーに加わったことも発表した。

 新たなエディションは、ハイエンドのミッションクリティカルな用途に向けたもので、「SQL Server R2 Datacenter」エディションは最高256の論理プロセッサと無制限の仮想化をサポートし、大規模アプリケーションに対応する拡張性とデータベースの管理機能を提供するという。「SQL Server 2008 R2 Parallel Data Warehouse」エディションは低い総保有コスト(TCO)での拡張性と性能を数十Tバイトから数百Tバイトの範囲で提供するとしている。新たにパートナーになったIBMのほか、米Dell、米EMC、米Hewlett-Packard(HP)、仏Bullのハードウェアに対応する。

 Microsoft SQL Server 2008 R2の正式版は、2010年上半期にリリースする予定だ。

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