SNSのTagged、詐欺的勧誘の問題で州検事総長と和解

SNSのTaggedが、友人からのメールを装って会員を勧誘したとして批判された問題で、ニューヨーク州・テキサス州と和解した。

» 2009年11月11日 07時00分 公開
[ITmedia]

 米ニューヨーク州検事総長のアンドリュー・クオモ氏は11月9日、詐欺的なマーケティング慣行をめぐる問題でSNSのTaggedと和解したと発表した。

 同氏は7月に、Taggedが友人からのメールを装って会員を勧誘したとして、同社を起訴する意向を明らかにした。同社は4〜6月にかけて、詐欺的なメールを6000万通以上送り、「数百万人のアドレス帳と個人情報を盗んだ」と同氏は批判していた。

 Taggedは、ニューヨーク州に50万ドルの罰金と調査費用を支払い、会員の同意なしで個人情報を利用しないことに同意した。

 またこの日、テキサス州検事総長グレッグ・アボット氏も、同様の問題でTaggedと和解合意を結んだことを明らかにした。和解の下、Taggedは14万5000ドルの罰金と同州の調査費用10万5000ドルを支払い、新しいプライバシー機能を導入する。

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