ソフトブレーン、eセールスマネージャーのβ版APIを開発

ソフトブレーンは、営業支援システム製品「eセールスマネージャー」のWeb API(β版)を開発した。経費清算などの業務アプリケーションと連係して営業活動に伴うデータ処理を効率化する。

» 2009年11月16日 17時33分 公開
[ITmedia]

 ソフトブレーンは11月16日、営業支援システム(SFA)製品「eセールスマネージャー」のWeb APIのβ版を開発したと発表した。オンラインを介してさまざまな業務アプリケーションと連係できるようになる。

 開発したAPIはSOAPを採用し、eセールスマネージャーのデータ構造についてのノウハウがなくても、容易にデータ連係ができるという。例えば、従来はeセールスマネージャーのデータをExcelで閲覧する場合に、いったんCSV形式などで出力する必要があったが、Web APIを利用すればExcelで直接表示できるようになる。

 同社では、Web APIの提供で自社で導入しているシステムとクラウド型のオンラインサービスの連係が容易になると説明。正式版は2010年初頭に公開する予定で、まず交通費清算アプリケーションと連係し、顧客訪問などのスケジュールデータから自動的に交通費と清算できるようにする。

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