Weekly Memo:クラウドとオンプレミス連携の利点と課題 (1/2)
マイクロソフトが先週、SQL Serverの次期バージョンの日本語プレビュー版を提供開始した。クラウド環境との連携が売りだが、具体的な活用法を見出すのはこれからのようだ。
MSがデータベースで両環境を連携
「マイクロソフトはこれまでデータベースとして、企業内データセンターを含めたオンプレミス(自社運用)向けにSQL Serverを提供してきたが、これからはクラウドサービスのSQL Azureと連携させ、クラウドとオンプレミスの両環境をシングルアーキテクチャでシームレスに利用できるデータプラットフォームを提供していく」
マイクロソフト サーバプラットフォームビジネス本部 業務執行役員 本部長の五十嵐光喜氏は、同社が先週25日に開いたSQL Server製品ロードマップに関する記者説明会で、開口一番こう語った。
この日、同社はSQL Serverの次期バージョンの日本語プレビュー版「SQL Server 2008 R2 Community Technology Preview(CTP)11月版」を提供開始。製品版に搭載される全機能を事前に検証できるようにした。製品版の提供開始は2010年上半期中の予定。
同時に、かねて開発してきたクラウド向けデータベースの戦略サービスであるSQL Azureについてもプレビューを提供開始しており、2010年2月より商用課金を始める計画だ。
SQL Serverの次期バージョンであるSQL Server 2008 R2の主な強化点は、クラウド機能の提供をはじめ、超大規模環境への対応、ビジネスインテリジェンス(BI)機能の提供など。
クラウド機能については、SQL Azureの開発で培ったクラウドコンピューティングの技術をオンプレミス環境でも活用するためのプライベートクラウド機能を搭載。
具体的には、複数のデータベースサーバを1つの仮想アプリケーション空間とみなし、開発者にアプリケーションがどのサーバで稼働するかを意識しなくてもプログラミングできるようにした。また、管理者向けには、中央管理用機能を利用することで複数サーバを一元管理できる機能を提供している。
また、超大規模並列処理機能により、数十テラバイトから数百テラバイトまでのデータを高速に処理することが可能なデータウェアハウス(DWH)専用エディション「SQL Server 2008 R2 Parallel Data Warehouseエディション」を用意。加えて、最大256論理プロセッサ、無制限のメモリに対応した「SQL Server 2008 R2 Datacenterエディション」も追加している。
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記者説明会に臨むマイクロソフト サーバプラットフォームビジネス本部 業務執行役員 本部長の五十嵐光喜氏
『クラウド』の国内外キーパーソンが集結
【実践】ビジュアルコミュニケーション









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