IBM、リアルタイムDB監視のGuardiumを買収

IBMがデータベースセキュリティ企業のGuardiumを買収した。ソフトウェア事業部に統合する計画だ。

» 2009年12月01日 09時35分 公開
[ITmedia]

 米IBMは11月30日、データベース監視ソリューションの非公開企業、米Guardiumを買収したと発表した。買収総額は非公開。

 Guardiumは米マサチューセッツ州ウォルサムを拠点とする2002年創業のデータベースセキュリティ製品企業。同社のデータベース監視製品「Guardium」は、データベースのトラフィックを監視してユーザーの特定や時間、場所、操作内容を検出してリポートを生成するほか、リアルタイムの接続遮断やアラート通知といった機能を搭載している。同製品はIBM、Oracle、Microsoft、Sybaseなどのデータベース製品に対応する。

 IBMはこの買収により、顧客が信頼できる情報インフラを構築し、コンプライアンスプロセスのスリム化を助けることができるとしている。同社はこの買収をビジネス分析戦略の一環と位置づけており、Guardiumをソフトウェア事業部のInformation Management Softwareブランドに統合する計画だ。

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