サイバーマンデーのオンライン売上高、前年比13.7%増――Coremetrics調査

米国のサイバーマンデーのオンライン売上高が、同年のブラックフライデー比24.1%、前年比13.7%と好調だ。

» 2009年12月02日 10時20分 公開
[ITmedia]

 米Web分析企業のCoremetricsは12月1日、米国における年末商戦時のオンラインショッピングに関する調査結果を発表した。年末オンラインショッピングのピークと目されているサイバーマンデー(感謝祭の休暇明けの月曜日で2009年は11月30日)の売り上げは、同年のブラックフライデー(11月27日)比で24.1%増、前年のサイバーマンデー比では13.7%増となった。

 サイバーマンデーは、休暇明けに出社した人々が職場のPCでオンラインショッピングをすることで売り上げが上がるとされているが、この調査でも午前9〜10時と、出社直後の時間帯がピークになっている。1人当たりの平均消費額は180ドル3セントで前年比38.2%と大きく伸びた。アパレル関連小売りがけん引しているという。同社のジョン・スクワイヤCEOは「今後、“送料無料サービス期間は終了間近”といったプロモーションが行われ、もう1つのピークがくるだろう」とみている。

 同調査は、同社のマーケティング分析ツール「Coremetrics Benchmark」を利用しているOffice Depot、Macy's、Williams-Sonomaなど、約500社の米小売企業のデータに基づいているという。

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