NEC、開発データや部品データなどの漏えいを防ぐ新製品

NECは、開発図面や設計書など製造業を中心に利用されるデータの外部漏えいを防ぐ製品「Obbligato II/セキュリティソリューション スタートパック」を発表した。最短2週間で導入できるのが特徴だという。

» 2009年12月02日 19時04分 公開
[ITmedia]

 NECは12月2日、開発図面や設計書、部品表などのデータの外部漏えいを防ぐ製品「Obbligato II/セキュリティソリューション スタートパック」を発表した。2010年3月1日から出荷する。

 新製品は、既設の社内サーバに格納されている情報を一般データと機密データに分類し、機密データの印刷や、USBメモリなど外部媒体への記録、メール添付などを防止する。ユーザー権限や対象データごとにきめ細かい持ち出し制御のポリシーを設定できる。

 汎用的な暗号化技術を使わず、NEC独自の保護技術を採用しており、暗号化製品の利用が規制されている海外の国や地域でも容易に導入できるのが特徴だという。導入時のシステム統合作業を事前に標準メニュー化しており、最短2週間で導入できる。

 価格は1サーバ1ユーザーライセンスで111万円(税別)からとなっている。

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